卸売事業

魅力ある商品を生み出す生産者と消費者をつなぎ新たな市場を開拓

タマネギ畑

まだ知られていないオホーツクのこだわりの産品を消費地にアピール

多くの方は、北海道といえば素晴らしい景観とおいしいグルメをイメージするでしょう。しかし、それらのイメージが網走周辺のイメージと結びついていないと感じる面が多々あります。

オホーツクには、消費地に知られていないこだわりの生産品や製品が数多くあります。そしてこの地にはそれら魅力ある製品を生み出す匠がたくさんいます。ところが、素晴らしい産品を求める消費者との情報のマッチングがうまくいっていないこともめずらしくありません。

当社は、オホーツクの生産者の方々のこだわりの栽培方法や生産される環境、風土について規格書や栽培履歴といった諸々のエビデンス書類の作成も承ります。また、画像、動画または現地視察のツアー企画などで、「北海道のなかにある素晴らしい地域、オホーツク」の魅力と生産品の価値がストレートに伝わるような情報発信のお手伝いも行っております。

収穫

流通側と生産者側どちらの声にも耳を傾けて

ミスマッチを防ぐ“のり”の役目

生産側からのご相談はもちろん、流通側からのニーズを汲みとり、優れた商品を生産者の方々から直接仕入れ、卸販売も行っています。大手百貨店のオンラインショップや、アンテナショップなど商品の個性や生産量にあった販売先のご提案を行っています。

流通側からの条件を満たすために、生産側からのそれぞれの事情に応じた情報を取りまとめ、消費地と生産地、双方の状況からサポートする役目を担うことで情報やニーズのミスマッチを防ぎます。

畑

商品の企画から販売までを一元窓口で対応

卸売業として生産者地と消費地を販路でつなぐだけではなく、新たな商品の企画、開発から流通、販売までを一括管理で組立するコンサルティング事業も展開しております。

農林水産省の6次産業化プランナーとして、3年間お手伝いさせていただいた経験から、従来の6次産業化の提案型では「流通や販売まで手が回らない」という大量生産地・北海道ならではの課題を多く耳にしました。

北海道では生産、加工、流通の各専門分野の事業者が連携する形でのいわゆる「北海道版6次化」をご提案してきました。地域の小規模事業者や地域外事業者との連携は、生産者が本来の業務に専念でき、安心してよりよい農産物を作ることができます。

無理な6次化を推進する形ではなく地域内、地域外と連携した三方良しの精神でさまざまな事業者の細かい情報を結ぶことに重きを置いています。それぞれの事業の強み、弱みを知り、従来の考え方を改善していくことで相互理解が生まれ、初めて本当の6次化が達成できるのではないかと考えています。プランナーをさせて頂いた3か所の事業者様は今もきちんと利益を生み出せる6次化を実践されています!